生まれつき飛ぶことができないタカが見つけた唯一の生きがい。小さな命を育てること。みんなのお母さんになること。


 タカ目タカ科のカタアカノスリの個体、フィオナは生まれつき障害があり、大空を飛ぶことができなかった。

 誇り高き猛禽類。

縦横無尽に大空に羽ばたき、獲物を狩るのが本来の姿だ。

だがフィオナはそれが叶わない。

施設に保護されたフィオナは当初落ち込んでいたが、やっと生きがいを見つけることができたようだ。

 それは小さき命を見守ること。

フィオナの母性は海よりも深かったのだ。

自分の子どもではない、タカ類でもな…